続・旅日記 2003年12月20日 18:51
14日
朝起きて、部屋から見えるビルの谷間を眺めていた。10分ほど目を離した隙に、窓の景色が一変して真っ白になっていた。今日も吹雪だ。NYは雪の降り方もダイナミック。やはりだれも傘はさしていない・・・。雪にもめげず今日も歩いた。マンハッタ ンを縦横無尽に・・・。

15日
帰国を明日に控えた最終日。今日も劇場を5件ほどまわる予定。昨日の雪が嘘のように消えている。午前中からバスと地下鉄を乗り回し、午後6時に終了!最後の晩餐をし、午後11時に友達と会った。新しく人を紹介され、またNYに友達が増えた。
NYで生活をしている人はみんな熱い。それに励まされ、ものすごい元気とパワーをもらった。

16日
NYに終電はない。(私達のように不規則な生活をしている者にとって、こんなに羨ましいことはない)
別れ惜しさに朝5時前まで盛り上がった。そして、現実に戻されパッキング。1時間の仮眠をとり空港へ・・・。
今の空港は厳重体制!チェックインの際、初めて靴まで脱がされた。
午前11時、いよいよフライト。空港で時間つぶしに朝食をとりながら、今回の旅を振り返ってみた。・・・・・
うん、なかなか内容の濃い充実した旅だった。劇場探しという目的があったからこそ普通の観光では味わうことの出来ないさまざまな人々ともふれあうことができた。もちろん、良いことばかりではなかったけれど・・・。
そしてこの時期、寒さの厳しいNYは、それすらも忘れてしまう程のクリスマスのイルミネーションで人々に希望を与えてくれていた。DKHの夢、NY公演にも確実に一歩近づけた。

17日
午後3時過ぎ、無事到着。
いくら時差があるとはいえ、この2日間はものすごく損した気分・・・!まあ仕方がないかあ。NYの空気をいっぱいに詰めた重いスーツケースを転がし、帰路に着いた。

NEW YORK日記第5弾 2003年12月14日 23:24
NEW YORKは日本晴れ・・・?
NEW YORKに来ると必ず訪れるサウスストリート・シーポート!
ここからのブルックリン・ブリッジの眺めは最高!
観光客と休日を楽しむ地元の人たちで賑わう、デッキ・・・。
ああーいい気持ちだ〜

NEW YORK日記第4弾 2003年12月12日 6:39
こちらの寒さにも慣れ、積もっていた雪も溶け、街はとても歩きやすくなった。
タイムズスクエアーにはこんな人も・・・・。

NEW YORK日記第3弾 2003年12月11日 10:53
クリストファーストリート、雪の公園で鳩になる!
ポポポポポポポポポポポポハトぽぽぽぽぽぽぽぽ・・・・。

NEW YORK日記第2弾 2003年12月9日 22:59
四日目
晴れ!なぜか、ドキドキしながらグランドゼロに行ってみた。未だに修復工事をしている周辺のビル。バイオリンを弾いて祈りを捧げている人、テロで亡くなりヒーローとして名前が連ねてある看板を目にし、なんだかとっても複雑な心境になった。街はクリスマス気分で浮かれている・・・ここはとっても静かだ・・・。

NEW YORK日記第1弾 2003年12月8日 15:45
出発第1日目
成田を5時間遅れで飛び立った。
夜9時前に私たちの飛行機は吹雪のNEW YORKに到着した。
雨女の私は、台風の香港に続き、NEW YORKにまで吹雪を誘ってしまった。 そのため、MANHATTANに到着するまで、あの手この手を使い3時間かけてやっとの思いで深夜ホテルに到着。
一時はどうなることかと・・・。出だしから妙な味を醸し出している今回のNEW YORKの旅!どうなる事やら・・・・。

二日目
今日も吹雪。歩いていると鼻も耳ももげそう・・・雪合戦がしたくなるほど積もっている。ニューヨーカーは大雨だろうが大雪だろうが気にもせず、傘もささず颯爽と歩いている。凄いね。
そして今日は、ブロードウェーミュージカル『ザ・プロデューサーズ』とNEW YORK在住の友達のパフォーマンスを観た。
どちらも素晴らしかった。

三日目
今日は晴れ!
だけど風がとても冷たい・・・やっぱりNEW YORKの冬は甘く見ちゃいけない。
かなりの重装備をしても、しんしんと冷えてくる。
今日もミュージカル2本立てに挑戦・・・時差ぼけと寒さからの疲れで睡魔との戦い、なにくそ負けてたまるものか!・・・でもやっぱ負けちゃった・・・。2本観て、一本分しか記憶がない!チケット代一枚分にして欲しい!
睡魔は悪魔より恐るべし。
あ〜あ・・・。

「エスキモーのような私、寒さが伝わるかしら・・・ブル・・・」

2003年12月1日 16:51
怒濤の千秋楽!お疲れ様でした〜!ものすごく大きな声でいいたい!そして、お陰様で大入り満員大成功!!雨の中、足を運びあんなぎゅうぎゅう詰めの状態で観てくれたにもかかわらず笑顔で拍手をしてくれていたお客さんたちに私は感動しました。ありがとうございます。もっともっと頑張らなきゃね!さてとほっとするのもつかの間、次ぎの準備にとりかからねば・・・

どきどきの千秋楽!  2003年11月30日 11:19
いよいよ千秋楽となってしまいました。小屋入りしてからの一週間はものすごいスピードで駆け抜けて行く。頑張ろうという気持ちが置いてきぼりをくらってる。後悔が効かない千秋楽!だからこそ頑張るぞ!って気合いを入れすぎて失敗しちゃうのかな?

2日目芝居とはよく言うものだ!  2003年11月26日 22:48
不安だった初日が無事終了し、ほっとして打ち上がったら今日失敗しちゃいました。舞台は生もんだぁ!ほんと!

初日無事終了!  2003年11月26日 13:05
昨日、ついに初日を迎えました。もうハラハラドキドキもんです。生きた心地がしませんでした。だっていつもは、本番前に見る悪夢を昨日は現実にリアルタイムで見ちゃったんです。それも自分の出番直前に!といっても寝てたわけじゃないんです。いや〜な汗が出ました、ホント!電車に飛び込む状態で出ていきました。なんとか無事、 終演まで漕ぎ着けたので今までにない不安から開放され、昨日は初日だというのにメンバーやスタッフと打ち上がっちゃいました!ペース配分間違えちゃってるよね?でも今日からも気を引き締めて頑張るぞ!みんな観に来てね!


2003年11月21日 0:54
早いようで短い1ヵ月の稽古が終わろうとしています。いよいよか・・・自分の芝居に自信がない時、決まってこの時期本番直前、恐ろしい夢を見ます。台詞がまったく 思い出せない!衣裳がない!作品が違う!・・・これは本当に脂汗もんです。今回はまだ見ていないけれど、いつ見てもおかしくない状況、マナイタの鯉状態?一日も早 くこの不安な精神状態から逃げだしたい!でもこのスリリングな感じがまたたまらないのかな?とにかくあと数日、もがいてみようっと!

2003年11月 9日
今日、またひとつ年をとりました。そしてこんな事がありました。ここ数年劇団の仲間がお誕生日を祝ってくれ、サプライズされています。今年もやられましたぁ、不意打ちです。しかも貴重な稽古時間を割き、私に気付かれないよう計画を立てて・・・。お誕生日を喜ぶ年ではないけれどこういう心のこもった手作りパーティはほんと嬉 しいものですね、何よりのプレゼントです。さあ!!明日から頑張るぞというパワーも、もらいました。

2003年11月 1日
みなさまはじめまして!鶴町美香です。
インターネットとはほど遠い私、のHPが今日、プレオープンしました。
機械音痴で最新の電気製品から目をそむけ、「電話でいいじゃん!」「手紙がいいじゃん!!」・・・から許せてFAX。無理してメール。と、やっとここまでたどり着きました。
この際だから、今まで何かとベールで覆ってきた私の胸の内も公開しちゃいましょう! ・・・ お楽しみに。
まずは、先日行われた劇団での初の海外ロケ、「香港」での裏話から・・・

「欠航」-----
実は出発の当日、成田でチェックインをしようとしたその時、掲示板がカタカタ・・・そして私たちの乗る予定の便に『欠航』の文字が。理由は香港に台風が直撃したとのこと。2日後、私たちは無事香港へと旅立てたのでした。

「雨女」-----
私には昔から『雨女』という噂がつきまとっている。今回の旅も雨が多かった。台風のせいか雨期のせいか私のせいか・・・そんなことはどうでもいい!だって、香港を照りつける太陽にその雨はとても気持ちよく、傘なんて必要なかったんだから。

「鳩」-----
街に並ぶいわゆる定食屋?さんの前には必ずと言っていい程チキンやダックがぶら下がっている。その中でもひときわ小さくかわいらしい鳥が・・・・・なんと鳩でしたっ!
食べてみたいような怖いような・・・やっぱ食べてみたかったぁ〜!

「CASINO」-----
突然の座長の案でマカオへ行くことに!マカオといったらやっぱCASINOでしょ〜〜〜。撮影も早々に切り上げ、マカオ最大のCASINOへと向かった。カジュアルであるにもかかわらず服装チェックでひっかかり中に入れなかったイ○○タくん。幸か不幸か?中に入るとそこは、ラスベガスでもオーストラリアでも味わった事のないCASINOが広がっていた。人が多い!まるで満員電車の中を歩いていくような人口密度、両替所に行くのが一苦労。そんな中スロットマシーンを陣取りTRY!
結果HK$8勝ったのだ!(約120円)

「意外?」-----
やはり海外に行くと買い物がとても楽しみな私。
でも今回は期待していませんでした。だってスーパーコピーなどがある程なので、日本ぽかったりアメリカっぽかったりするのでは?との思いがあったのです。ところが街に並んだ店にはちょっと変わったファッションがズラリ。とても個性的!うわっ、私の買い物病がうずいてきた!でも時間が・・・。

「豪に入れば」-----
香港に到着し、ホテルに着き、ホッと胸をなで下ろし、さあ!ホテルの周りを散策しよう!って事で街へくり出した・・・・その頃から私の中にある不安がふくらんできた。キャ〜何ていうの?ホテルや大きいレストラン以外ではほとんど英語が通じない!どんなにゆっくりで簡単な英語を使おうが返ってくる言葉は思いっきりの広東語。
お願い、このお茶甘いか苦いかだけでも教えてっ!

「姚(ゆう)さん」-----
私たち専用の貸切りバスについてくれたガイドさん。香港の人はよくしゃべる。姚さんもよくしゃべる。バスに乗っている間は何時間でもしゃべってる。色んな説明をしてくれて、「何ですか?」と聞いてしまう姚さん。たぶん「何だと思いますか?」と言いたいのだろう。彼のおかげでずい分香港に詳しくなれた気がする。ありがとう、姚さん。

安倍さん-----
不思議なおじ様。香港に30年、歌が上手くてオチャメで今だに一気飲みで盛り上がる。香港に4つの店を持つすご腕。なんと初対面の私たちを心ゆくまでサポートしてくれた謎の人物。


以上の出来事が私の中に残った香港の印象でした。とにかくexcite!とにかくつかみどころのない街香港。時間が許せば今すぐにでも戻りたいですね〜。